USBメモリに社内PCからデータを保存すると
AIが社外に持ち出されたと判断して、自動的に暗号化します。
ユーザは何もしなくてOK!
AI自動暗号化機能では社内のファイルを社外へ持ち出す際にAIがもれなく自動暗号化し、社外ではファイルを一切使用できないよう制限します。
例えば、USBメモリのような外部メディアに社内PCにあるデータを保存しようとします。するとAIは、このユーザの操作を外部への持ち出しと判断して、自動的に暗号化します。ユーザが意識的に守る社内のルールなどとは異なり、AIが自動的に暗号化を行うため、データに関する細かい運用ルールなどを一切定めなくても、セキュリティが保たれます。
故意の持ち出しはもちろん、操作ミスによるエンドポイントからのデータ流出、USBメモリやSDカードなどの外部媒体による持ち出し、CD/DVD/BDなど各記録媒体の紛失や盗難、特定ドメインからのインターネット接続や動作などにも対応し、企業情報の安全を徹底的に強化した情報漏えい対策を施します。
メール添付、Dropbox・・・
いつもの業務。いつもの安心。
メール添付や、Dropboxアップロード時など、ネットを通した領域もAIは自動的に「社外」と判別して暗号化します。
ネット環境で外部とのやりとりが多い現在、暗号化させる特別な作業やルールは一切不要。AIに任せて、いつもの業務で、セキュリティを。
社外に持ち出されたファイルも社内に戻せばAIが社内と判断して、自動的に復号します。このため、ユーザは一切意識することなく、AI自動暗号化/復号 の機能を使うことができます。
故意の持ち出しはもちろん、操作ミスによるエンドポイントからのデータ流出、USBメモリやSDカードなどの外部媒体による持ち出し、CD/DVD/BDなど各種記録媒体の紛失や盗難、特定ドメインからのインターネット接続や動作などにも対応し、企業情報の安全を徹底的に強化した情報漏えい対策を施します。
さらにSePは導入に際して、ユーザ環境の変更が少なく、短期に簡便な構築が可能です。サーバを含めエンドポイントにあるファイルを予め暗号化しておく必要がないことも運用・導入を容易にさせます。
社内のファイルをエンドポイントから社外へ持ち出す時にカプセル化(二次漏えい対策)または暗号化(ワンタイムパス、社外利用不可)を自動で行います。
ファイルをエンドポイントから社内に戻す時には自動で復号が行われます。ユーザは一切意識することなく、この機能を使うことができます。
ファイル操作、メール送受信、Web閲覧など、
社内のPC操作をAIが全て自動で記録。セキュリティプラットフォームは、情報漏えい防止のための暗号化を行うだけのソフトウェアではありません。
SePに搭載されたAIはファイル操作やメール、Webの閲覧など、社内のPC操作を記録して、網羅的な履歴を作成しサーバへ送信します。
AIによる自動記録は、万一の場合に事実確認を迅速にできるだけではなく、社内のスタッフに「記録されている」という意識を与えます。これにより、不正操作・情報漏えいを未然に防ぐことや、生産性の向上につなげることもできます。
「2017年2月4日14時03分47秒に、PC01を使用していたUser01が、Share point Online上にある、
基本設計書というファイルをExcel Onlineを開き、同14時05分27秒に印刷した」
AIはこの一連の行為をすべて履歴として保存します。
セキュリティプラットフォームは、
『網羅性』を
最重要視します。
PCで行う操作には、何通りのもの方法があります。たとえば「保存」を例にとっても、作業状態の保存にはじまり、上書き保存や名前を付けての保存があります。しかもその操作はメニューから行う場合や人によってはツールバーから、またショートカットキーで行うこともあります。
不正な情報漏えいを防ぐには、PC操作のすべてを網羅して防止できなければ意味がありません。
もし、この網羅性が欠如すると足りない部分は社内ルールで補うこととなり、かえって業務効率の低下を招いてしまいます。セキュリティプラットフォームは最新のAI技術でPCのあらゆる操作履歴を網羅的に記録できます。
「誰が?」「いつ?」「どこで?」「何を?」「どのように?」
操作しているかを見逃しません。
万が一情報が流出した場合でも、流出経路の特定が可能ですので、情報漏えい対策・エンドポイントセキュリティを高いレベルで保つことができます。
SePに搭載されたAIは他社と比較して、圧倒的に詳細で網羅的な履歴を作成します。
PC名、ファイル名、アプリケーション名、アプリケーションタイトル、操作名、ユーザ名、アクセス日時などの履歴が記録されます。
その他の取得可能な履歴例
- キーボードタッチ数
- マウス移動距離
- アップロード
- アップデート
- 所有者の取得
- 所有者の変更
- アプリケーション可動時間
- アプリケーションバージョン(プロセス起動時)
- パスワード変更
- インターネットURL
- インストール・アンインストール
- プロセス起動・終了
他多数
指定アプリケーションによる操作禁止。
エンドポイントでしっかり止める。
一番強固な情報漏えい対策は、社内情報の持ち出しをエンドポイントできっちり止めることです。
Write制限機能では、全てのアプリケーションに対して非信頼領域へのファイル書き込みや通信を禁止します。
しかし、一切の持ち出しを禁じると業務に支障をきたすため、特定のアプリケーションからの書き込みや通信を許可指定することも可能です。
社外へのデータ持ち出しを制御
社外で利用可能な持ち出し形式は「パスワード付ZIPファイル化」以外に、「平文」「自走式暗号ファイル化」「カプセル化」の4種類です。特定の持ち出し形式のみ選択できるようにし、パスワード付与を強制するという運用もできます。
「ファイルを社外に持ち出す時には必ずリリースフォルダを使わなければならない」ということを意識させることで、ユーザのセキュリティ意識は大幅に向上します。また出口をリリースフォルダに絞ることで、情報漏えいの監視が非常に容易になります。
リリースフォルダの管理
管理者が不在の場合でもAIが24時間監視してくれます。
例えば、社内で誰かがリリースフォルダにファイルを通して、暗号化しないで持ち出そうとすると、AIが検知しすぐに管理者に通知メールが届きます。
メールには、誰がどのパソコンで何をしようとしたのかも記載されます。
- 申請者(リリース承認フォルダへ申請する者)
- 承認者(申請を承認する者)
- リリース承認フォルダ(承認者の承認がないとファイルを持ち出せないフォルダ)
申請者が、リリース承認フォルダへ非信頼領域に持ち出したいファイルを入れます。(リリース IN)
申請通知が承認者へ通知されます。
承認者が承認した場合。
申請者は、承認されたファイルをリリース承認フォルダから持ち出すことができます。(リリース OUT)
承認者が否認した場合。
否認した場合は、申請されたファイルは削除。申請者は、申請されたファイルを非信頼領域に持ち出すことも印刷することもできません。
承認・否認の通知が、申請者と承認者へ通知されます。
SeP新機能 リリース承認フォルダの機能詳細資料を、こちらからダウンロードしていただけます。
SePのリリース承認フォルダが進化
申請者の所属先が複数登録されている場合
意図する承認先にのみ申請することが可能に!
SePのリリース承認フォルダは、申請者が同フォルダに入れたファイルを承認者が承認することで、承認されたファイルを申請者が外部に持ち出すことができる機能です。このSePのリリース承認フォルダに、便利な新機能が追加されました。
ユーザー(申請者)は、リリース承認フォルダ申請時に、自身が登録されている複数のグループ(所属先)の中から、承認時に最適な承認者のいるグループを、表示されたパネルで選べます。これにより関係ない所属先への通知を避けたり、意図する承認先にのみ申請することが可能になりました。
進化するSePのリリース承認フォルダ機能。高度なセキュリティを維持したまま、よりスムーズに業務を行うことができる新たな機能を、SeP最新バージョンでぜひご利用ください。

大好評いただいておりますリリースフォルダ機能。
みなさまからのご要望を基に、徹底的にチューンナップしました。
リリースOUT先の領域ごとでのファイル形式指定、リリースフォルダを経由しても許可したURLのみアップできる機能、複数ファイルのリリースIN時のZIPファイル化、リリース形式選択パネルの改良など、より使いやすく、より強力になったリリースフォルダ機能をお試しください。

リリースOUT先の領域ごとに
ファイル形式の指定が可能。
リリース形式選択フォルダ機能およびリリース承認フォルダ機能において、リリースOUT先の領域(ネットワーク/外部媒体/インターネット/メール)ごとに持ち出し時のファイル形式を指定できるようになりました。
例えばメール・インターネットへの持ち出しの場合は平文とパスワード付きZIPの選択を許可し、外部記憶媒体への持ち出しの場合は、自走式暗号化のみを許可することができます。
さらに、外部記憶媒体への持ち出し時のみリリース承認フォルダを経由させるようにするなど、特定の持ち出し先のみ承認制にする設定も可能になりました。
このように持ち出し先と持ち出す手段によって設定を組み合わせれば、セキュリティレベルに合わせた運用が可能になります。

リリースフォルダから
アップロード可能なURLを限定。
リリースフォルダを経由したファイルのアップロードを、業務上利用する銀行やクラウドサービスなど、アップロードを許可したURLのみに限定できるようになりました。
インターネット環境でよりセキュアな運用が可能になりました。

複数のファイルを同時リリースINした場合
まとめて1つのZIPに。
フォルダおよび複数ファイルを同時にリリースINした際、1つのZIPファイルにまとめることができるようになりました。リリースIN時に表示されたパネルで指定した名前のZIPファイルが、リリースフォルダにコピーされます。一連のリリースIN操作でZIPファイル化できるため、事前にZIPファイル化する手間を省くことができます。

リリース形式選択パネルのUIが
さらにわかりやすく、コンパクトに。
リリース形式選択パネルの選択できる項目のみを表示できるようになりました。
例えば、ファイル形式に「平文」「ZIPファイル化」のみを許可している場合、「カプセル化」「自走式暗号化」などの許可していない項目はグレーアウトではなく非表示になり、許可した「平文」「ZIPファイル化」のみ表示されます。

リリース形式選択パネルの初期選択
形式の指定が可能に。
カプセル化/自走式暗号ファイル化/ZIPファイル化/SV暗号化/平文の中から、最も使用頻度の高いファイル形式を初期値にして、毎回、選択する手間を省くことができます。

ワークスペースフォルダ機能の特長
「ワークスペースフォルダ機能」は、端末におけるローカルでの保存先を常に指定のフォルダ「ワークスペースフォルダ」に制限する機能です。保存先が制限されるため、ローカルのデータはすべてワークスペースフォルダ以下に存在することになります。またワークスペースフォルダに保存されたファイルは様々な機能で保護されるため、社外/庁外でも安心して業務を行うことができます。
管理者の任意のタイミングで自動削除される
ワークスペースフォルダ内のファイルは、管理者が指定したタイミングで自動削除されます。削除タイミングで端末が起動していなかった場合は、次に起動した時に削除されます。指定可能な削除タイミング:Windows起動時、Windows終了時、ログオン時、ログオフ時、毎日〇時、毎週〇曜日〇時、ファイル最終更新日から〇日経過時、SePサーバ切断後〇時間経過時
ストレージ暗号がかかってる
ワークスペースフォルダはストレージ暗号化をかけることができます。そのため持ち出し端末が紛失、あるいは盗難された際、ストレージを強引に抜き取って、別の端末に接続して情報を盗み出そうとしても、暗号化されているためデータをみることができません。
盗難紛失対策・遠隔からの削除ができ、削除された際に位置情報も把握できる
設定された任意のタイミングで自動的に全削除するのとは別に、管理者側からデータ削除の命令を出すことができます。命令を受信した端末は、即時にワークスペースフォルダ自体を削除します。動作管理ツールで盗難・紛失したPC の詳細な状況を確認することができます。また盗難・紛失対策完了後にSeP 履歴をアップロードします。
始業・終業が良く見える履歴でテレワークの業務管理をサポート
SePは、PCで行われたあらゆる操作を、詳細にわたって記録する「履歴機能」を持っています。もちろんテレワーク中でも、操作履歴が詳細に取得されるため、業務管理などを行う上で非常に有用です。テレワークに際してはワークスペースフォルダ機能による指定フォルダへの書き込み・持ち出し・自動削除・遠隔削除などの履歴も下記の様に記録されます。
ワークスペースフォルダへの出し入れ、書き込み制限
ワークスペースフォルダ内の自動削除
ワークスペースフォルダ内の遠隔削除

SSD・HDDの盗難・紛失時も
ストレージ自体の暗号化で情報を鉄壁防御
「ストレージエンクリプション」
テレワークやリモートワーク、在宅勤務などの普及で、業務用PCを会社の外に持ち出す機会が増えました。これに伴い、従前のように社内だけで仕事をしていればほとんど心配のなかった「盗難」や「紛失」といった懸念材料も確実に増えています。2019年には、自治体業務で利用されていたファイルサーバーなどのハードディスクが、データ消去が不十分なうえで盗難・横流しされた、という事件も起こりました。インターネットオークションを通じて販売された後、行政関連とみられるデータが復元された、とのことです。
Security Platformの(SeP)ストレージエンクリプションがあれば、このような心配もなくなります。SSDやHDDなどのストレージの盗難・紛失時に、SePがインストールされていない端末や、SePがインストールされていても暗号キーが異なる端末に接続されたとしても、ストレージエンクリプションにより暗号化されたデータは復号することができず、一切読み取ることはできません。尚、同じ暗号キーのSePがインストールされている端末に接続する場合は問題なく復号することができるため、端末内データを消失してしまう心配はありません。
さらに、ストレージ廃棄に伴う情報漏洩の心配もゼロ。ストレージ内にデータが残ってしまっていた場合でも、SePのストレージエンクリプションにより暗号化されたストレージ内のデータは一切読み取ることはできません。また、完全にデータが残っていないストレージに関しても復号による情報漏洩の心配はありますが、ストレージエンクリプションで暗号化しておけば、一切復元することはできません。このように、ストレージ廃棄時の情報漏洩対策も非常に強靭なものになっています。
端末廃棄時の情報漏洩対策としてデータを完全抹消。
データ抹消の検証、証明書作成まで全て自動化。
端末廃棄のDXを実現する新機能を搭載!
情報システム環境管理業務の1種である「端末廃棄」。端末廃棄に際して発生する様々な課題を一挙に解消する新ツール「データ抹消ツール」がSePストレージエンクリプションオプションに加わりました。このツールにより、総務省の「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」に準拠した端末廃棄が可能になります。
従来の端末廃棄方法における課題は、SePストレージエンクリプションオプション・データ抹消ツールにより「研究所レベルでもデータ復元不可能である」「暗号化鍵の削除だけで済むため超速で完了できる」「データ復元不可能なためストレージ再利用が可能なため資源が無駄にならない」といった形で解消できます。
本ツールはデータ抹消を実行するだけにとどまりません。そのデータ抹消が適切に実行されたかを自動で検証した上で、さらにNISTのガイドラインに準拠した形での証明書の自動作成をワンストップで実現。まさに端末廃棄におけるDXソリューションとして大いに効果を発揮します。
情報漏洩対策とDX、そしてSDGsまでを同時に実現するSeP新ツール「データ抹消ツール」。是非ご検討ください。