特集などに出てきた重要語句を分かりやすく解説
ソーシャルメディア
概要
ソーシャルメディアとは情報技術を使用した、誰でも利用可能な手段を用いて、情報を伝達・共有しあう媒体(メディア)のこと。2ちゃんねるなどの電子掲示板や、Wikipediaのような共同で知識・見識を書き込みできるシステム、TwitterやFacebookなどといったソーシャルネットワーキングサービス(以下SNS)がソーシャルメディアとして説明される。
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| ソーシャルメディアというと比較的新しい言葉だが、使われる以前から同機能のものは存在している |
言葉の発祥
ソーシャルメディアという言葉が語られるようになったのは2000年代中盤に「Web2.0」という言葉が言われるようなってからだ。2000年代前半までインターネットでの情報発信は、HPを設置した発信者から受信者への一方的な流れが主流だった。もちろん概念としては存在していないだけであり、電子掲示板のように相互でやりとりできる「ソーシャルメディア」は存在していた。
しかし、携帯電話の普及や新しいサービスの登場により、一方的なやりとりは主流から外れ、送信者・受信者が固定されない相互的なやりとりがメジャーな文化となった。「Web2.0」を解説する文脈においても相互的なやりとりが主流になると説明しており「ソーシャルメディア」はその代名詞的な存在である。
ソーシャルという言葉は直訳すれば「社会」だが、現代の日本においてソーシャルゲーム、SNSなどの文脈においても「社会」というよりは「相互的なやりとり」という意味合いで使用されている。
マスメディアとの距離と課題
ソーシャルメディアとよく比較されるのが「マスメディア」だ。「特集 ソーシャルネットワーキングサービス~社会構造とコミュニケーション 」でも記述しているが、一瞬で同時に、大量に情報発信できるマスメディアと、情報の鮮度を落とさずいつまでも情報が広がり続けるソーシャルメディアは、現代において影響力に大きな差異はなくなっている。
一時は新聞、テレビなどのマスメディアからは「敵視」されていたソーシャルメディアだが、影響力を無視できなくなったのか、近年はマスメディア側から歩み寄りを見せている。各テレビ局、新聞社はTwitterのアカウントを持ち、自社開発のSNSなども使用するなど、マスでありながらソーシャルな一面を見せ始めている。
ソーシャルメディア側(=ソーシャルメディアの運営者ではなく、利用者)では、マスメディアの報道に対して課題を提起する論調が多い。無論ソーシャルメディア側にも、ソースの曖昧さなどから発言に対しての責任が分散するなどといった課題もある。今後は淘汰や自浄を経て、正確な情報を残すのに適切なソーシャルメディアが生き残っていく時代になると予想される。
「ソーシャルメディア」が出てきた記事
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