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IANA
概要
IANA(Internet Assigned Number Authority)は、インターネットで使用されるIPアドレス資源の標準化や割り当てを行う際の資源管理や調整機能の名称。
私たちが使用するIPアドレスは、まずIANAから地域インターネットレジストリ(RIR:Regional Internet Registry)に割り振られる。RIRは世界の5地域のIPアドレスを管理する組織だ。
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| 図、世界5地域のIPアドレス管理を行うRIR |
ここから各国のアドレス管理団体(NIR、National Internet Registry)、そしてISP事業者へ渡ったものが割り当てられる、という流れになっている。日本の場合、JPNICがNIRとして国内のIPアドレスなどを割り振っているが、独自のアドレス在庫を持たず、直接APNICから割り当てている。
歴史
IANAの起源は、南カリフォルニア大学情報科学研究所のジョン・ポステル教授が中心となって始まったプロジェクトグループ。IPアドレスやドメイン名、プロトコル番号などのインターネットにかかわる様々な資源の管理を行っていた。
ただ、IANAは米国政府の研究予算が運営資金の一部に使用されていたため、インターネット利用が広まるにつれて、中立性を保つ必要が生じた。そのため、1998年10月に国際的な民間非営利法人ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)が設立される。
2000年2月に南カリフォルニア大学、ICANN、米国政府の合意を経て、IPアドレスなどの管理がIANAからICANNに引き継がれた。「IANA」は、ICANNでのインターネット資源管理や調整機能の名称として現在使用されている。
現状
2011年2月、IANAからIPv4アドレスが各RIRに割り振られ、中央の在庫が枯渇した。世界各国でIPv4の枯渇に注目が集まる中、2011年3月25日にはマイクロソフトが競売に掛けられていたIPアドレス約66万個を750万ドル(約6億3200万円、2011年4月現在)で購入したことが報じられた(参照:BBCニュース)。
このようなアドレス移転(実質的に売買)に関して、IANA(ICANN)傘下のRIRやNIRの規定はそれぞれ異なるものの、売買に直接かかわらず、アドレスの管理に徹する姿勢を見せている。
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