月島食道楽:月島ビストロ

手前の鶏レバームースパテ\650は、赤サングリアのソーダ割り「泡サング」\700とご一緒に。ガーデンサラダ\800を、
ミントがさわやかな白サングリア\700(グラス)で1杯。〆に月島ローストチキン\1680(1/2羽)で大満足

第22回「月島ビストロ」

ビストロらしく、少人数で気さくにワインを
2012/12/25

 月島・西仲通り商店街。別名「もんじゃストリート」には、日を選ばずにもんじゃ目当てで修学旅行生や観光客が押し寄せる。月島の1番街、もんじゃストリートの入り口にあるのが、ワイン居酒屋「月島ビストロ」。22回目の月島食道楽は、2009年の七夕にオープンしたこの店にお邪魔した。


 「ビストロ」は、フランス語でいうところの「居酒屋」。何かと敷居が高いと思ってしまうフレンチを手軽に味わうことのできるお店のことだ。気張らずに美味しいものが食べられる、下町である月島にピッタリである。


 ヨーロッパ各国で6年間の修業経験があるマスターが始めた。鮮やかな赤縁の入り口をくぐると、フランス語のラジオに包まれる。「お客さんは地元の方がほとんど。マスターがフランス語を喋れるので、外国人の方も利用してくださるんです」と語るのは同店のコンシェルジュ、高橋かおりさん。


 各国語を操れるけど、シャイだというマスターに出してもらったのは「ガーデンサラダ」。農家から直接仕入れてくる新鮮な野菜。これを、味噌麹のディップでつまむと手が止まらず、あっという間になくなってしまう。


 お次はメニューで一番人気の鶏レバームースパテ。柔らかく、舌にしみこむような濃厚なパテは、バケットにひと塗りするとさらに美味しい。たくさんのメニューを食べたい女性客向けに、1品1品が小ぶりなサイズで出てくるのもいい。

カウンター奥のテーブル席。「秘密基地」にいる気分になる
カウンター奥のテーブル席。「秘密基地」にいる気分になる

 さて、お酒。ワインにフルーツを漬け込んだ「サングリア」は、赤が一般的だが、月島ビストロでは白ワインのものも出している。レモン、オレンジ、ミントを寝かせた白サングリアは、ミントの香りがさわやか。このサングリアをソーダで割った「泡サング」、こちらはフルーツの効いたスパークリングワインのよう。


 フードメニューと同じく、タイプの違うワインを楽しんでもらいたいという気持ちから、「おまかせ」のグラスワインでも数種類を用意している。「常連さんには、ボトルでしか出さないワインもグラスでお出ししています」(高橋さん)とのこと。寒さが厳しくなる時期には、サングリアを暖めたホットワインもある。小回りの利くサービスがうれしい。


 カウンターで1人マスターとくつろぐもよし、「屋根裏部屋を意識した」という奥のテーブル席で女子会を楽しむもよし。もんじゃを目指す観光客を横目に、木枯らしに冷えた体をほぐしにいこう。

(中西 啓)
月島ビストロ

月島ビストロ
住所:東京都中央区月島1-6-12 1F
電話番号:03-5560-1834
営業時間:火~金18:00~翌1:00(ラストオーダー 24:30)
       土・日・祝17:00~24:00(ラストオーダー 23:30)
定休日:月