Editor’s note 取材や日常生活で記者が感じたことをお伝えします

2013/2/21
「スマートデバイスはより身近に」

「スマートデバイスはより身近に」


 今回、取材をあちらこちらから拒否されました。


 「取材に応じることができるデータを持っていない」。拒否の理由のほとんどがそうした理由でした。コンピュータウイルスの数や、種類までは把握していても、ビジネスではどうなっているか? 個人利用では? というところまでは踏み込んだデータを持っていないようです。スマートフォンがビジネスで利用されることはすでに数年前から予告され、実行されてきました。しかし、その実態の把握となるとなかなか難しいのが実情で…。

 こうしたスマートフォン、タブレットなどのスマートデバイスについてはHH News & Reportsではたびたび取材をかけています。2011年3月はスマートフォンのセキュリティ2012年2月にはスマートフォンの仕組みについてです。そして今回は2011年3月の時点ではまだ予想でしかなったスマートフォンセキュリティが実態としてどうなってきたか、そして普及がもたらした実際の変化について調べています。詳しくは特集記事をご覧ください。

 取材を通じてわかったことは、スマートデバイスがPCを駆逐するようなことはないし、入力の大半はいまだにマウスでタッチパネルに変わるようなことはない。セキュリティもPCでの課題を多く抱えている…という、これまで積み重ねてきた様々なIT技術の延長上にスマートデバイスが存在していることです。いきなりぽっと出てきて全てを駆逐するような性質のものではありません。しかし、確実に数年前より技術が前に進んでいることも確かです。

 着実に、手元にある道具として浸透したスマートデバイスは、それが全くない世の中を想像しがたいほどになってきました。インターネットの入り口として、SNSなどのコミュニケーションツールとして、電子書籍リーダーとして、GPS付き地図として、音楽プレーヤーとして、ゲーム機として、私もスマートフォンが手放せなくなっています。今後もこうして多く分野で浸透して行くのでしょうね…。

(井上宇紀)