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2014/3/3  1/2ページ

スマホ料金・ネット料金を徹底調査(1)

スマートフォンの普及に伴い、料金体系が非常に複雑になってきている。インターネットに接続と言えばブロードバンドや光、ケーブルテレビなどの有線が当然だったのも今は昔。近年ではLTEやWiMAXなど3.9Gの普及により、有線とさほど見劣りしない通信速度になってきた。自宅で使うインターネットが「無線」という選択肢も十分に考えられる。

 ところが、あまりにも選択肢が増えすぎたせいで、どのように利用すればいいのかわからないユーザも多いのではないだろうか? インターネットをつなげる上で回線の良い点、悪い点をピックアップしながらシチュエーションに応じたネット環境を提案してみたい

キーワードは無線


 まずはインターネットの手段にどのようなものがあるのかまとめてみた。ADSL回線、光通信などの有線から、LTE、WiMAX、3G回線など無線まで多数ある。主な利点と欠点は次のようになる。

インターネットの通信手段の利点・欠点
インターネットの通信手段の利点・欠点

 次は利用する端末ごとのインターネットへの接続方法だ。現代、利用されている端末はどのようなものがあるだろうか? 

デバイスごとの特長と主なインターネット接続手段点
デバイスごとの特長と主なインターネット接続手段

 スマートフォンはもともと設定されている回線、3G回線と最近の端末ではほとんど備えている3.9G回線だろう。タブレットはLTEやWiMAXの無線通信や有線から引いてきた無線LANルータをWi-Fiなど経由して接続するか、テザリングだろう。


独身男性一人暮らしの場合

パターン1
独身・男30歳、アパート住まい
所有端末
男30歳(PC、スマートフォン、タブレット)

 一番想定しやすいモデルだ。デジタルガジェットに興味があり、一通りそろえている。外ではタブレット、家ではPC、連絡用にスマートフォンだろう。外出時も在宅時もインターネットを使っているヘビーユーザだ。主に考えられるパターンは2つある。


 1つめはインターネットをスマートフォンのテザリングのみにしてしまう方法だ。常時スマートフォンを持ち歩き、家のPCすらスマートフォンでインターネットに接続する。現在ではLTEなど3.9Gの利用により、ブロードバンドよりも早い無線通信も可能になっているため、家庭で使っていて速度的な遅さを感じることはないだろう。


 最大の欠点は通信容量制限。唯一、スマートフォンの高速通信で通信容量制限がないのが「+WiMAX」対応の機種なのだが、現在はほとんど発売されていないため、入手が難しく、初期の頃の3.9Gのため最新のLTEに比べると速度もエリアも劣る。さらにテザリングは、スマートフォンのバッテリーの消耗が激しく劣化も早い。またauのようにテザリングにオプション料金を取るキャリアもあるので要注意だ。

基本料金+通信定額費用など:3696円/5G~7805円/7GB

:3696円~7805円

 2つめは無線モデムをインターネットの主軸とする方法。こうするとスマートフォンのインターネット機能は不要になる。最大の利点としてモデムの選択によっては通信容量制限を気にしなくて良いことが挙げられる。LTEの場合は通信容量制限がかかるがWiMAXを利用すれば、その制限も関係なくなる。ただしWiMAXはLTEに比べてエリアが狭いので、出張などでPCを使うビジネスマンは要注意だ。UQは別料金を払うとその月だけLTEが使えるというWiMAXルータ(WiMAX+2)を出しているので一考に値するだろう。


 この場合、スマートフォンはメール受信などのために基本的な回線のみ契約して、インターネットはWi-Fiを経由してモデムを使えばよい。すると料金は基本使用料金とモデム代金だけになる。欠点としていくら小型化しているとはいえ、モデムを持ち歩かないとインターネットができなくなるということ。またHTMLメールや写真つきメールなど容量が大きいメールを受信してしまうとあっという間に料金がかさむ。MB単位で受信すれば数千円はかかってしまう。Gメールなどにメール利用を絞り、受信はWi-Fi経由のみする工夫が必要だろう。3G回線も常に切っておく必要があり、ある程度ITの知識がない場合は避けた方が良いかもしれない。

基本料金:980円~1486円+パケット料金
WiMAX/LTEルータ使用料金:3880円

:5175~5266円+パケット料金

 3つめとして両方を使うプランもある。両方とは通常のスマートフォン利用と携帯モデムルーターの兼用である。単純に考えれば1つめのプランに携帯モデム分の料金が加算されるだけ。しかし、イーモバイルおよびウィルコムのみデータ通信の利用料金が安く、スマートフォンを利用しつつ、モデムと兼用してもNTTドコモ、au、ソフトバンクのスマートフォン利用と大差ない料金になる。


 兼用する分、通信容量制限の最大値が実質、大きく増えることがメリットだが、問題はイーモバイルおよびウィルコムは機種の選択肢が極端に少ないということ。少ない選択肢で満足ができるならば、これも考慮に入れても良いだろう。

>>次は家族がいるパターン


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