3Dプリンタ、データ作りに挑戦(1)

3Dプリンタ、狂騒曲
今回は、2013年のバズワードとなった「3Dプリンタ」について、記者の体験も含めた関連書籍の紹介をしたい。
IT業界は、とにかくバズワードが止まらない。ウェアラブル、3Dプリンタ、クラウド…。中でもITバズワードを広げる名人と言えば、クリス・アンダーソン氏だろう。
ITを取り巻く現状を、的確なバズワードで盛り上げてきた。数がさばけない商品でも、それらを合わせれば大きなマーケットになる、というロングテールモデル。商品を無料で提供するビジネスモデル、フリーミアム。メディアの紹介や絶妙なマーケティングも相まって、これらの関連書籍は売れに売れた。
そんなクリス氏が、「低価格3Dプリンタの到来によって誰でも製造業者になれる」という可能性を提示したのが『MAKERS』だ。
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| Autodesk 123D Design。直感的な操作でも、そこそこのデータは作れる |
モノづくりに挑戦!
今回は『MAKERS』で提示された「3Dプリンタ」を、実際に体験してみるべく、関連書籍を紐解いていった。
過去の記事でも取り上げたのだが、単に「3Dプリンタ」と言っても、そこに出力させるには3Dデータが必須となる。文章をプリンタで印刷するにはWordやPDFのデータがいるように、3Dプリンタにも出力するためのデータ「.stf」が必要になる。そのデータはどう用意するのか?
「クリエイターズマーケット」という、3Dデータの出品者と、買い手をつなぐサイトもあり、ここからデータを入手することも可能だ。しかし、他人のデータに頼るのでは3Dプリンタがどんなものなのか、体感としてわからない。それでは、3Dデータをどう作るか?

