500万記事(Justy Finder)の解析でみえた報道の深層
報道で見る大久保佳代子と森三中(1)
2013年、ブレイクした芸人として挙げられていたのが大久保佳代子と森三中だ。情報サイト「ORICON STYLE」をみても1位に大久保佳代子、6位に森三中となっており、両芸人とも高い評価を得ているのがわかる。女性芸人として華やかなスポットライトを浴びるようになった彼女たちが、どのように推移したのか見てみたい。
ハミングヘッズが誇るニュース検索サイト「Justy Finder」で2013年1月~2014年12月の記事から、「大久保佳代子」「森三中」という言葉を載せている記事がどの程度あるのか調べてみた。
引っ張りだこの大久保佳代子
まず大久保佳代子。この2年間の抽出本数は、563本だった。最も多かったのは2013年11月で77本の記事があった。日経トレンディ「今年の顔」発表会、「ヴォーグ・ジャパン・ウーマン・オブ・ザ・イヤー2013」に出席したり、様々な企業の商品発表会にも顔を出すなど、引っ張りだことなっている様子が11月の記事に多く見受けられる。
グラフを見ると2013年6月から記事増加の傾向がある。この6月にセクシー系タレントの檀蜜と共演し、様々な職場を訪問して職業に関するクイズを行う「だんくぼ」の2時間のスペシャル番組が放送。アラフォー独身女性3人の日常を描いたフジテレビ系ドラマ「幸せになる3つの買い物」にドラマ初出演を果たすなど、活動の幅を広げている。
大久保佳代子さんのTwitterより引用 |
ここで勢いに乗った大久保は、同年8月にはレギュラー番組7本を抱えることが大きく報道されている。2014年もその快進撃は止まらず、5月に初エッセイを上梓したことがメディアに取り上げられる。そして2014年12月には「借金返済」を目的に活動するアイドルグループ「ザ・マーガリンズ」のGM活動を本格化するなど、露出は飛躍的に高まった。集計した記事の本数もこの月だけで、73本。そのことからも大久保は2014年も依然注目されていることがわかる。
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