月島食道楽:麗江

日替わりのランチセット。イカの岩海苔炒め(中央)に玄米ごはん、ザーサイ、スープ、コーヒー、杏仁豆腐がついて¥1000 半麺、蒸し物、サラダをつけると¥1800

第10回「麗江」

型にはまらずに目指す「新しい中華料理」
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2011/11/21

 月島にある「もんじゃ」以外のおいしいお店を紹介する「月島食道楽」。第10回は「麗江」(リージャン)。「中華」という型にはまらずに、より良いものを取り入れていくことで「新しい中華」を目指す店だ。


 住吉神社のそばにある佃小橋。趣のあるこの橋を渡ってすぐの建物に店を構えるのが「麗江」だ。店の名前は中国雲南省西北部にある水路が多い街・麗江が由来となっている。月島・佃には隅田川をはじめ川が多いことが理由だ。

佃小橋を渡ってすぐ、月島・佃のたたずまいに溶け込む麗江の店構え
佃小橋を渡ってすぐ、月島・佃のたたずまいに溶け込む
麗江の店構え

 お昼の「日替わりランチセット」がこの店の売り。この日いただいたメインの料理は、イカの岩海苔炒め。よく素材がまとまっており、とても親しみやすい味だ。この「親しみやすい味」は鶏肉の湖南風炒め、牛肉と葉たまねぎの炒め物など、“日替わり”で味わうことができる。


 「良いものはジャンルを問わず取り入れています。既存の中華にプラスアルファを加えていきたい」と料理長の齋藤雄一さん。その言葉はランチセットにも表れている。既出のメイン料理に加え、玄米ごはんやスープ、ザーサイ、杏仁豆腐などのデザート、コーヒーが加わって1000円とかなりリーズナブルな値段だ。このランチセットのように、食後にゆっくりとできるスタイルが女性をはじめとしたお客さんにも好評だ。


 また季節感を取り入れることも重視。ちょうどこの時期は上海ガニのシーズン。夜のメニューで旬の味を楽しむことができる。店の前に“所狭し”と並ぶ甕に入っている紹興酒もお店の一押しだ。

客席からも見える調理場からは真剣な調理の様子が伝わってくる
客席からも見える調理場からは真剣な調理の様子が伝わってくる

 「調理場からお客さんの反応もわかり、モチベーションにつながります。これからもよりよいものを提供し、自己満足ではないものを提供していきたい」と齋藤さん。麗江が奏でる“新しい中華”の数々――どうぞご賞味あれ!

(山下雄太郎)
麗江

麗江
住所:東京都中央区佃1-6-7 大栄マンション1F
電話番号:03-3531-6631
営業時間:11:30~14:30 17:00~21:30
定休日:年中無休