500万記事(Justy Finder)の解析でみえた報道の深層

17年大河ドラマは明智・細川ガラシャ!(1)

2015/2/17  1/2ページ

 毎年、100億円以上の経済波及効果(日銀)が試算されているNHKの大河ドラマを巡り、激しい誘致合戦が展開されている。例えば、日銀高知支店は2010年の「龍馬伝」がもたらした経済効果の着地額を535億円と算出している。


 そのような破格の経済効果から、地域活性化施策としても考えられる大河ドラマ。各地の「誘致推進協議会」などの組織には、地方自治体が名前を連ね首長自らNHKを訪れてトップセールスする例も見られる。


14年末現在の誘致“合戦図”

 2015年1月現在、2017年の大河ドラマについてはまだ制作発表が行われていない。誘致活動と実際の制作の関連は明らかにはされていないが、Justy Finderの情報を基に2014年末現在の誘致合戦図を分析し、2017年の大河ドラマ作品の主役人物を予想してみたい。


 まず、2013年~2014年で誘致の情報数が最多だったのは、明智光秀・細川ガラシャ・細川忠興・細川幽斎(97本)だ。4人を中心に「絆を信じ生き抜いた波乱の物語」を描こうとするもので、京都府・兵庫県の10市1町が一体となって誘致に取り組んでいる。

ガラシャと忠興の肖像画(提供:大河ドラマ誘致推進協議会事務局)
ガラシャと忠興の肖像画(提供:大河ドラマ誘致推進協議会事務局)

 僅差で2位につけたのは、源平合戦期の木曽義仲と巴御前(95本)。長野県や富山県、石川県、埼玉県が誘致活動を行っており、すでにNHKには25万名分のドラマ化を求める署名が提出されている。NHKへの陳情回数も6回にのぼる。2015年開業予定の北陸新幹線と、木曽義仲・巴の進軍ルートに重なる部分があるというが、このことも実現を後押しする要素になるだろうか。

>>誘致活動に効果はあるのか?

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