500万記事(Justy Finder)の解析でみえた報道の深層

ニホンザル&カピバラ 仁義なき入浴対決!(1)

2015/2/17  1/2ページ

 先日、あるWEBサイトで可愛らしいカピバラの画像を見つけました。でっぷりとした体型を横たえ寝ているカピバラの傍に鳥やら亀やらが近寄って一緒に仲良くしている、といったほっこり画像でした。これがあまりにも印象的だったので、さっそくカピバラでググってみることに。「カピバラ」と入力して半角を空けると、「カピバラ 温泉」との予測変換が。そういえば、冬になるとよくこの手のニュースが話題になってたな、、、ということで今回はカピバラと温泉の記事について調べてみました。カピバラだけだと寂しいので、同じく温泉によく入っているイメージのあるニホンザルも取り上げてみました。さて、どちらの記事が多く取り上げられているのでしょうか。ビミョーな対決の始まり始まり~。


草津のニホンザルは「神経質」

 下のグラフは、13年1月から14年12月までの期間に配信された記事をJusty Finderを使い「ニホンザル+温泉」「カピバラ+温泉」で検索した結果です。ニホンザルは60本、カピバラは114本抽出されました。カピバラにあっさり軍配が。いやいや、それだけではもったいない。さらに調べていきましょう。

「ニホンザル」と「カピバラ」の比較

 まずは13年冬のグラフを見てみましょう。ニホンザルの温泉シーズンがカピバラよりも一月ずれて、14年1月となっていることが分かります。そもそも温泉に入るニホンザルはどこで見られるのでしょうか。調べました。長野県の「地獄谷野猿公苑」、埼玉県の「智光山公園こども動物園」、北海道の「函館市熱帯植物園内のサル山温泉」、群馬県の「草津熱帯圏」などがヒットしました。記事の内容を見てみましょう。他の新聞が「気持ち良さそうに目を細めたり~」(中日新聞)などと前向きな内容を書いている中、草津熱帯圏を取材した地元紙・上毛新聞の記事が少々異なっていました。


「飼育場には温泉もあるが『警戒しているのか、湯冷めを心配しているのか、あまり湯には漬からない』」。


 草津のニホンザルは神経質なおっさんみたいですね、、、温泉には入らないわ、湯冷めを心配するわで、同じニホンザルとはいえ場所によって「温度差」があることが分かります。

ニホンザルとカピバラに会いに上野動物園へ行ったら、休みでした

 続けて13年12月のカピバラ記事を見てみましょう。本数は19本。ニホンザル同様に、彼らを見られる場所を調べてみました。長野県の「須坂市動物園」、石川県の「いしかわ動物園」、栃木県の「那須どうぶつ王国」、長崎県の「長崎バイオパーク」などが多く出てきました。それ以上に気になるのが、お湯の種類です。カピバラは、ユズ湯にザボン湯、うたせ湯など妙にバリエーションに富んだ温泉を体験していますが、ニホンザルはシンプルな温泉だけでした。やけに違いますね。カピバラの方は華があるというか、女子力が高いというか・・・動物間にも格差が広がっているのでしょうか。

>>カピバラとサザエさんの意外な関係性

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